ファンタジスタ~たまにはサッカー観戦するのもいいかもしれない【第216回】

目安時間:約 4分

イニエスタがJリーグへ移籍。神戸へやってくる。

何とも不思議な感覚だが、関西圏や神戸に親戚が多くいる私は、昨年11月に弟と運転を交代しながら軽自動車で福岡から神戸2泊3日の旅をこのメルマガでも配信した。

ロマンティックでエキゾチックな神戸、震災から立ち上がるエナジーを持つ神戸。江戸時代、何もなかったであろう浜辺の村に、勝海舟は、海軍操練所を作った、そんな神戸。

阪神淡路大震災を体験し、死生観を突きつけられたエリート街道を生きていた、三木谷浩史は、ネットモール楽天を立ち上げる。三木谷浩史は野球チームとサッカークラブチームのオーナーでもある。

私は楽天ユーザーでも無いし楽天カードマンのファンでも無いし、三木谷氏の死生観も戦略もビジョンも知らないが、東日本大震災後の東北に、楽天イーグルスが日本一をもたらしたドラマには涙した。

市井を生きる私には、三木谷ワールドは一生わからないことだろう…しかし、彼の情熱やビジョン、そして死生観がイニエスタを神戸に呼んだのだと思う。

孫正義のソフトバンク三木谷浩史の楽天しょせん金、金にモノ言わせやがってというのは陳腐だ。金だけじゃぁないものが、そこにはあるのだろう。

ちなみに、その金だが、イニエスタの推定年俸32億と言われている。インスタグラムのフォロワー数は7400万人。彼が「神戸最高!」「神戸牛最高!」「神戸のスタバ最高!」と発信すれば、7400万人がそれを見ることになる。

Jリーグプレイヤーとして日本各地へ試合に行く。私の住んでいる久留米の隣町の鳥栖市のサガン鳥栖のスタジアムにも来て、試合後に、久留米ラーメンを食べることになるかもしれない。イニエスタが久留米の名店丸星ラーメンに来店しても働いている、おばちゃん店員は、それが誰かも分からないだろう。まぁ、来ないだろうけど、来たとして、「トンコツマルボシサイコー」とアップしたら7400万人が丸星ラーメンを知ることになる。働いているおばちゃんの方々は、そんなことは知ることもなく…

年俸32億、フォロワー7400万人のファンタジスタが、発信するという世界が、どういうことか、これから神戸という街は実感していくことだろう。

単なる偶然とはいえ、このメルマガが200回越えた時、サブタイトルを〝ファンタジスタ〟としたことにも、不思議なシンクロ感を感じる。


世界中を魅了するファンタジスタが影響を受けたのは、日本のマンガ&アニメ『キャプテン翼』である。イニエスタが所属していた、世界最高峰のクラブチーム、バルセロナで、大空翼は活躍していくことになる。そして原作者 高橋陽一は、バルセロナでイニエスタに近年、会っている。

世界中には、企業家や発明家が多くいて、評価されているわけだが、、世界中に影響を与えた作品を生み出した作家、特にマンガ家、鳥山明や大友克洋そして高橋陽一こそもっともっと評価されるべきであり、私たち日本人も、彼らを誇るべきである。


リブロ~たまには集中して読書するのもいいかもしれない【第215回】

目安時間:約 4分

私の住んでいる久留米市のとなり町に小郡市がある。読書好きの私にとっては、直木賞作家 東山彰良 先生が住んでおられる。

友だちが、小郡市で飲食店を経営していて、人気店で、私も時々、食事に行っている。「東山先生が来られたんですよ」という電話やメールを受けたりする。

そして、つい最近も作家の帚木蓬生 先生がお店に来られて、お食事されるという電話をいただいた。

私が読書好きで、本好きということを知っているので、連絡があった。お食事の誘いも受けた。とても胸が踊る、ワクワクする。

このメルマガで、菊池桃子のことを書いたことがあったが、(※学生時代、菊池桃子のファンだった私が、バイクで旅に出て菊池桃子に偶然、旅先で出会って、話をしたという話)人生では、素敵で不思議なことが起こるものだ。

これまたウソではなく、若気の至りか、小説家になりたかった私は、高校生の頃から、とにかく書くということを続けて、10代後半では小説も書いた。しかし、小説家にはなれないと呆気なく判断したヘタレだが、書くのは好きだから、今でもこうして何かを書いている。

久留米市に住む私は図書館を愛用し、よく郷土作家コーナーの本を借りて読んでいる。 こんなにも、優秀な作家が、このご当地には、いるのかと、改めて感動する。

その中でも特に愛読するのが帚木蓬生(はははぎほうせい)作品だ。福岡県小郡市出身で東大卒、TBSに入社、北九州では病院も営んでおられる、医療でも小説でも先生というわけだ。小説のジャンルも幅広い。

だいたい週に1回、図書館で数冊本を借りて読むというのが私のライフスタイルの一部分ではあるが、不思議だなぁと思うのが、ここ最近、帚木作品を、コンスタントに読み続けていたということだ。『水神』上下巻『ソルハ』『ネガティブケイパビリティ』『天に星地に花』『聖灰の暗号』上下巻そして定期的に、〝ギャンブル依存症〟関連書、それは、私がギャンブル依存症ということではなく、その悩みの相談を個人的に、受けることが、多いからだ。

何だか、血流が帚木蓬生の温度感のある状況の時に、そのお電話をいただいたので、ランチの予約を入れて、できるならば、失礼の無いよう気をつけて、帚木蓬生本を持参してサインしていただきたいと思って、『三たびの海峡』とマジックを持って、その日を迎えた。

先生たちの会食を邪魔するわけにはいかないので、声をおかけするタイミングは、友だちが計らってくれた。私は、このお店の人気メニューのコムタンクッパを食べて、満足感に浸っていた。その後…

私は先生の大ファンと紹介されて10分近く、会話をさせていただけた。 上記に挙げた作品の感想を伝えた。

ミーハーっぽくも、遠慮がちに、サインのお願いをしたところ、当然のように、素敵なカバンから素敵なペンケース、そこから筆ペンを取り出し私が持参した『三たびの海峡』の空白部分に、私の名前と、先生のサインをスラスラと書き、印鑑をグッと押してくださった。

これまた、ミーハーっぽっく、「写真も、一緒に撮らせてもらっていいでしょうか…」先生は満面の笑みで、当然のように、「どうぞ、どうぞ」とパシャリ。追い討ちかけるように、ミーハーの極みで、「先生、インスタやフェイスブックにアップしても、よろしいのでしょうか…」更なる満面の笑みで、「どうぞ、どうぞ」と応えてくださった。

というわけで、その日に、インスタとfacebookにアップさせていただいた。

とまぁ、自慢めいた話を書きつつ、そんなことより、まともなことを伝えるとするなら、

《読書は素晴らしい》

《好きなことを通して出逢う 出逢いは素晴らしい》そして《帚木蓬生 作品は素晴らしいので多くの方に読んでいただきたい》ということだ。


イクスプロージョン~たまには爆発するのを知らせておくのもいいかもしれない【第214回】

目安時間:約 5分

日本中が日大アメフト部の一件で、騒然としている。この件に関しては、私もその一人だが、SNSで発信する人たちは、誰もがジャスティスリーグ感で日大のおっさん達をバッシングしまくる。

私は、違う切り口で、考察してみよう、なんてセンスは無いので、そこそこのことを書いていこうと思う。

最近、映画『孤狼の血』を観てきて、感動した。舞台が昭和の広島、ヤクザと警察、豪華キャストで描かれるバイオレンスとなれば、誰もが『仁義なき戦い』を想像するだろう…

日大アメフト部騒動中に、鑑賞する『孤狼の血』は、ひと味違う感覚を覚えた。

ヤクザといえば、鉄砲玉、服役して、出所してきたら、格が上がる、組を持たせてやる、という世界。しかし、最近はヤクザ映画より警察映画の方がリアルで人気もある。そして違う意味で怖い…

警察映画、警察小説といっても、タフな刑事が銃をぶっ放して、カーチェイス、ニックネームを持った個性的な刑事たちが大活躍なんてものは、見向きもされない…私が小学〜中学生の頃は、それが主流だったのだが。

キャリアとノンキャり、警視庁と警察庁の軋轢、隠蔽と癒着、権力と保身、その最下層で、身を犠牲にして生きる末端の刑事や警察官。こういった話がウケているのは周知の通りだ。

ウケるといえば、池井戸潤の企業小説。そしてそれは人気作品なので、映像化され、そのどれもが不発で低視聴率ということは、まず無い。

半沢直樹がシャウトすると、企業戦士たちはカタルシスを感じてブルーマンデーに出勤していく。中でも、私が、このメルマガでも幾度も書いてきた、好きなシーンというのは、『下町ロケット』でのバカリズムの告発シーンだ。場合によっては、泣いて観た時もある。バカリズムだけに(は余計)バカにされバカにされ、コケにされ、干され、生気を吸い取られたような状態の彼が、大企業の不正をリークして、企業と社長を撃沈する。

一発の魚雷が…いや、弾薬庫にある爆弾を爆発させて、自分が乗っている巨艦を沈める…

こういったシーンやエピソードにカタルシスを覚えるのは私だけではないはずだ。カタルシスを覚えるのは、権力に逆らえず、抗えず、黙々と働く末端の人たちであり、こんなドラマのワンシーンを鼻で笑い、関心も持たないのは権力を行使できる上層部だ。

どうして、こんな映画やドラマや小説がヒットして、人気があって継続して作られているのか、いい加減に学習してくれよ、と思う。人間、尊重しろよって話だ。パワハラで自殺まで追い込む企業や組織は、もう時間の問題かもしれない。自殺するなら撃沈だ。しかもクーデターでも無く、テロでも無く、人間として良心に従って行動するということが、どんどん起きてくるだろう。

《1個の小さな爆弾が巨艦を 沈める》

日大に個人的に怨みは無いが、日大アメフト部は沈没するかもしれない…それどころか、日大受験希望者も激減するかもしれない…彼と日大の戦いでもあるかも知れないが、彼は自分の良心の戦いに殉じたのだと思う。チームメイトたちの人生も、複雑に急変していくだろう。何のために、朝から晩までアメフトにかけてきたのか…と。

権力をもつものは保身になる。そしていずれ暴かれ崩壊する。SNS時代でなければ、闇で消えていた話だったかもしれない。

毎日、テレビ見ながら、「日大アメフト部ひどい」と騒いでいる、あなた(我々)の会社や組織で日々、同じことが、起きているわけで、ミートゥーで実行する人たちが群発してくるかもしれない…

ある国のある1つの大学のスポーツ部で起きたことだがあぁ、あの国はそういえば、企業も政治家も官僚も警察も、みんな同じ構造なんじゃん!って距離を置かれていくのもそんな遠い日のことではない。

優秀で素晴らしい人格者や技術者たちは、どんどん他国へ持って行かれるかもしれない…


ノン~たまには名前で呼ぶのもいいかもしれない【第213回】

目安時間:約 4分

みなさんには、耳に感じよく響く単語ってありますか?

私は、マークザッカーバーグですね。特に、〝ザッカーバーグ〟。あと、オクラホマスタンピートこれ、プロレス技ですね。

この〝どんな響きが心地よいか〟は、人の数の分だけあるのでできれば、皆さんからも、教えていただきたいものだ。

今年のゴールデンウィークにNHK BSで放送された『全ガンダム大投票!』を感動しながら観たのだが、そこでも、胸にジーーン脳内ガーーーンな、ナイスな響きが、届いてきた。

何といってもマイベストは《ソレスタルビーイング》(機動戦士ガンダムOO)ソレスタルって打ち込むと第1変換が〝それ廃る〟だった

これまた『O Oダブルオー』で《ガンダムマイスター》

『機動戦士Zガンダム』では《ハマーンカーン》
※ザコシショウじゃないよ
《エウーゴ》
《ティターンズ》
《アクシズ》
武器でも、《ファンネル》という化粧品のような響きが実に素晴らしいと思う。

あのハンバーガーのマクドナルドの創設の話を映画化した『ファウンダー』は、マックを食べるのが切なくなるが、秀作だった。

ストーリーや概要は、ググってみてくださいませ。マクドナル最大の買収劇の最大のポイントは

【名前の響き】

だった。もめてる人たちは、周囲の人たちは、何でこんなことになっているんだろう…ということなのだが、主人公は、目を輝かせながら「マクドナルドという名前 じゃないとダメなんだよ!」と力説する。それは、その〝マクドナルド〟という響きということなのだ。

だからマックへ行こうとか、なので『ファウンダー』観てね、とかじゃなくて、

《名前の響き》が、いかにたいせつかと、わかれば、子どもの名前ですね、大半の親は子どもの名前を真剣に考えてつけている、が、呼ぶ時は、適当に呼んでいる、親側の都合、呼びやすいとか、そんな理由で簡略化されたりして呼んでいる。子は子で、それが当たり前になってしまう。でも真剣に決めた名前だから適当に呼ばない方がいいと思う。なんてこと書くと怒る人もいる。適当に呼んだりしてない!と。でも真剣に呼んでないのは確かだ。

これが夫婦となると、もっとややこしくなるかもしれない。お父さん、お母さん、パパ、ママ、もいいけど、考えてみると不思議なやりとりだ。親のことだからね。やはり、名前で呼び合うのがいいなぁと思う。パパ、ママなら、まだしも〝オイ〟〝お前〟〝あんた〟とか、どうなのかね…「ウチはずっとこうだ、何の問題ない!ガオー!」みたいな人もいるけど、いやいや、あなたじゃなくて、相手がどうかですからね。

上手く出来てるなぁと思う。では、親を名前で呼ぶかというと、そうではない。夫婦や子ども、あと親友とかには下の名前、親はそうじゃない、そういう線引きって、よく出来てると思う。

娘の高校の卒業式の時、生徒ひとりひとりが、教室の後ろに来られている父兄に感謝の言葉を述べるのだが、母親を下の名前で、呼び捨てで呼んでいた。笑いも取れていたが、まったく笑えない、ウケもしない、それが仮に日常の、この親子の関係だとしても、こんな場で、それ言うな!と私は叫び、椅子を投げつけてラリアットしてパイルドライバーしたりしない・・・。連行され、スマホで録画されニュースで放送されるからね。

でも、子が親や祖父母のことを酷い呼び方することほど、不快な毒まみれの空気を作るものはない。それは夫婦においてもそうだ。


ジョワ~たまには素直に喜んだ方がいいかもしれない【第212回】

目安時間:約 5分

私がよく愛用させていただいているスターバックス。家から歩いて15分くらい。私はいつも、ドリップコーヒーのショート、時々ワンモア。

ドリップコーヒーは、レシートを持っていたら、その日の閉店までは、どの店舗でも、おかわり100円。これは実に嬉しいサービスだ。

ところが、このワンモアが150円になるので、よく利用している私に、女性の店員さんが、スタバのカードか、アプリをダウンロードされて現金をチャージしていかれたるようにすることをオススメしてくださった。それは、何故かというと、そうすればワンモアが100円だからというのだ。

とは言え、私は、そういう仕組みがわからなくて、いかんせん、めんどくさがりなので、まぁ、ワンモア150円でいいと思って、そのオススメをお断りしていた。が

やはりワンモア150円が数回続くと、この50円の差は大きいと感じて、オススメしてくれた女性店員さんが、おられた時に、「この間はすみません、わざわざ、ススメてくださったのに、そのアプリを使っていくようにしたいのですが、全くわからないので、教えていただけますか」と言うと、テーブルにどうぞとエスコートされ、登録と、操作を説明してくださった。20分以上の時間を要して…お客さんも多い時間帯でも、あったので、気になり、「あ、自分で何とかしますので、お客さん多いので、申し訳ないので」 と私。しかし、その店員さんは笑顔で、大丈夫ですよ と、丁寧に対応してくださり、手続きが完了した時、笑顔で拍手してくれたのだ。(※これバカにされてるわけじゃありませんからね)こうして、私のスタバのアプリでの、カード使用が始まったのだ。

食わず嫌いと一緒で、いざ、使い出すと、その便利さに舌を巻く。更にはハミングバードカードなるオプションを加えると、支払いの何%かが、東日本大震災の義援金になるようになっているので、それも利用させてもらっている。

でも、もっと大きな効果は、私が店員さんと、会話するようになったことだ。私はカフェであれ、以前ならジムであれ、常連のラーメン屋であれ、基本的には、店員さんやスタッフさんとは会話しない。淡々と黙々としているし、見かけが悪いのか、声をかけられることも無い。

ところが、この親切丁寧に接してくれた店員さんに、声をかけるようになり、店員さんも気さくに声をかけてくださるようになった。

実に単純だが、スタバに行くのが楽しくなってきた。調子こいて、常連ぶって、オッサン臭撒き散らかさないように自覚して、紳士的に、声をかけるようにしているが店員さんは、どう思っているかは、わからない。とにかく、スタバスタッフは『シン•ゴジラ』の日本政府並みの忙しさなのだから…

とある、これまた別の女性店員さんは、私がタンブラーでオーダーするのだが、蓋がかなり固いらしく、「開けてくださいますか?」と言われ、パッと開けると、軽い拍手して、「わ!すごいですねぇ」と言われた。こういう事は、単純に嬉しいものだ。これはバカにされているのか、私のタンブラーの蓋は汚いから触りたくないとかじゃないの?という声が脳内に響くも、お金払って、わざわざ、ネガティブになる方が、バカバカしいので、スタバの店員さんはエンターテイナーでもあるなぁと思う方がハッピーな気分になる。

スタバのスタッフは、よく同じ客席の場で、ミーティングされたり、個人でタブレットやノートPCで勉強したり、ワークしておられる。そりゃそうだ、シン•ゴジラ並みの敵を迎え撃つ、大量の新兵器やミッションやフォーメーションをこなさないといけないのだから…日々練磨しているのだ。地獄のようなワークであっても顔には出さない。常に笑顔でフットワーク軽い、48グループのようであり、宝塚歌劇団のようでもある地球防衛隊のように見えてくる。

こうして今日も、ハチミツ入りのドリップコーヒーのショートをマイタンブラーで味わいながら、彼らのハイパフォーマンスを楽しんでいる。


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